『趣味』『道楽』『娯楽』『暇つぶし』違いとは?徹底解説!

『趣味』『道楽』『娯楽』『暇つぶし』違いとは?徹底解説!

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「趣味」「道楽」「娯楽」「暇つぶし」似ていると思いませんか?

一度違いを認識してしまうと二度と同じようには使えなくなります。今回は、4つの似た言葉の共通点や相違点を、図や例を使って解説します。

ひまつぶしーず
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結論だけ知りたい方は目次からどうぞ

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『趣味』『暇つぶし』『娯楽』『道楽』|言葉の意味を調べる

『趣味』『暇つぶし』『娯楽』『道楽』|言葉の意味を調べる

まずは言葉の意味から確認していきましょう。

「趣味」とは

趣味(しゅみ)は、以下の3つの意味を持つ。

1.人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
2.物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の美意識や審美眼などに対して「趣味がよい/わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。
3.人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・自由時間に
・好んで習慣的に繰り返しおこなう行為
・物の持つ味わい・おもむき。美意識や審美眼。

この3点が「趣味」という言葉を作っています。

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「暇つぶし」の意味

暇潰し(ひまつぶし)とは、時間的余裕が生じた際などに、本来要求されていない行為・作業などを実施することによって時間を消費する代替行為の一つ[1]。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・時間的余裕
・本来要求されていない行為
・時間を消費する代替行為

改めてみると、消極的な時間消費のニュアンス

ひまつぶしーず
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当ブログでは『暇つぶし』を、本来の意味とは違い、積極的なニュアンスで使うコトが多いです。

「娯楽」の意味

[名](スル)仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ。また、楽しませること。「―施設一つない山間の地」「―映画」
「装飾は人の心目を―し」

出典:goo辞書

・仕事や勉学など必要な物事の余暇にする楽しみ
・他の言葉と違う点は「一般性があるかどうか」。

お祭りなどの、大勢の人が楽しめる時にだけ「娯楽」という言葉が使えます。心を慰めるような活動を指す場合が多いです。

「道楽」の意味

道楽(どうらく)とは、
・自分の生活の中に仕事とは別に熱中できる趣味にふけり、それを楽しむこと
・酒、色ごと、博打などの遊興にふけること

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「道楽」は、熱中してしまい、やらずにいられなくなってしまうネガティブな要素を含みます。
また、「趣味」「暇つぶし」「娯楽」と違い、「道楽」はお金をつぎ込んでしまい、生活費を切り詰めてしまう状態も含まれます。

「趣味」の様に履歴書に書けるものではなく、「女・酒・ばくち」など、人に自慢できないものに対しても使われます。


道楽と趣味の違い|1対1で意味を比較

道楽と趣味の違い|1対1で意味を比較
結論

「仕事以外の個人的に熱中できるもの」という点は一緒だが、道楽はネガティブな要素を含んでいる。

共通点・相違点

共通点…「仕事を除いた熱中出来るもの」「個人的な楽しみ」という点で共通。
相違点…道楽が「女・酒・ばくち」や「生活費を切り詰めてしまう程お金をつぎ込む」など、人に自慢できないネガティブな要素を含んでいる点。

ひまつぶしーず
ひまつぶしーず

伝える相手によって同じものでも「趣味」「道楽」を使い分ける必要があるということ。(オフィシャルさによる?)


趣味と暇つぶしの違い|1対1で意味を比較

趣味と暇つぶしの違い|1対1で意味を比較
結論

暇つぶしは「消極的・単発的な楽しみ」だが、「繰り返すことで(積極的とも言い換えられる)」趣味になると言える。

共通点・相違点

共通点…「自由な時間に」「人に求められずにやること」という点。
相違点…趣味は「繰り返し行っている」、暇つぶしは「単発的」である点。また、趣味は「積極的時間消費」、暇つぶしは「消極的な時間消費」である点。


道楽と娯楽の違い|1対1で意味を比較

道楽と娯楽の違い|1対1で意味を比較
結論

余暇の楽しみ方として「世間一般的に肯定的なもの」を娯楽と言い、「世間一般的に認めにくいもの」を道楽という。

共通点・相違点

共通点…「余暇に楽しむもの」という点。
相違点…「世間一般的に肯定的な意味の楽しみ」を娯楽、「世間的に認めにくい楽しみ」を道楽とする点。


趣味と娯楽の違い|1対1で意味を比較

趣味と娯楽の違い|1対1で意味を比較
結論

「余暇に楽しむ」という点で共通し、趣味は個人的なものを指し、娯楽は世間一般的なものを指す。

共通点・相違点

共通点…「余暇に楽しむもの」という点
相違点…趣味は個人的なもの、娯楽は世間一般的な楽しみとなっている点。


『趣味』『暇つぶし』『娯楽』『道楽』|関係性を整理

『趣味』『暇つぶし』『娯楽』『道楽』|関係性を整理

好んで熱中するかどうか | 「娯楽」「趣味」「道楽」に類似性がある

「暇つぶし」以外の言葉の意味には、

・好んで行う、楽しみ
・熱中し、繰り返し行う

などの記載があります。

暇つぶしだけが、「時間を消費する代替行為」という消極的なニュアンスで仲間外れですね。

世間的に認められているか | 「娯楽」⇒「趣味」⇒ 「暇つぶし」⇒「道楽」の順番

公度合い言葉±イメージ説明
公かつ認められている娯楽++世間一般に認められている楽しみ(例:祭りなど)
個人的かつ認められている趣味+個人が繰り返し楽しむもの。カテゴリに分けると世間に認知されやすいものが多い。
公度合いは中間だが消極的なニュアンス暇つぶし±0時間を消費する代替行為。世間に認知されていない行為も含む。
個人的かつ認めにくいもの道楽「女・酒・ばくち」など、人に世間一般に認められにくい楽しみのニュアンス。
世間的に認められているか | 「娯楽」⇒「趣味」⇒ 「暇つぶし」⇒「道楽」の順番

並べてみる事で、使い分けがしやすくなりますね。

『人生は暇つぶし』という名言から暇つぶしを深堀り

『人生は暇つぶし』という名言から、暇つぶしを調べてみました。

見ていただくと『暇つぶし』について、より深く理解できます。


終わりに|『暇つぶし』についての研究は続く

いかがでしたでしょうか。

調べる前はほぼ変わらないと認識していた「娯楽」と「道楽」、「娯楽」は思っていたより世間的なもので、「道楽」は少し道がそれた時に呼ばれる非世間的なものだと分かりました。

今後も引き続き『趣味』や『暇つぶし』について、研究を重ねていきます!

ひまつぶしーず
ひまつぶしーず

『暇つぶし研究家』ひまつぶしーずについては、下記のプロフィールにいろいろ書きました。

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